MAXON CINEBENCH お読みください
MAXON CINEBENCHは、簡単に理解でき、使用に当たりマニュアルは必要としません。しかしながら、ここにいくつかの上級オプションについて説明します。
結果の保存
MAXON CINEBENCHは、個別に「保存…」オプションはありません。ベンチマークの結果は、プログラムの終了時に自動的に保存されます。もし、別のベンチマーク結果ファイルが存在する場合、MAXON CINEBENCHはファイルを上書きするか、新しいファイルとして保存するかを確認します。
結果の共有
もし、あなたのベンチマークの結果を共有したい場合、テストを行ったコンピュータのタイプ(例:メーカーとモデル名もしくは、「満久村太郎のオフィスPC」)を情報フィールドに入力をお願いします。そのあなたの結果が書き込まれたファイルは、MAXON CINEBENCHアプリケーションと同じ階層にあるcb_rankingフォルダの中にあります。MAXON CINEBENCHの結果を比較のために公開しているさまざまなところが、インターネット上にあります。「MAXON CINEBENCH results」と検索してください。
ファイルメニュー - – ベストスコアを保持
もし、あなたがベンチマークを何度か続けて行った場合、このオプションは、ランキング用にベストスコアの保持を保証してくれます。現代のOSとCPU設計の技術的な理由により、その結果はその時々によりわずかに異なります。これに関しては、www.MAXON CINEBENCH.comにある技術情報を参照してください。
ファイルメニュー - – ベンチマークの詳細
もし、このオプションを有効にした場合、もうひとつのテストオプション「CPU(シングルコア)」を提供します。このテストでは、MAXON CINEBENCHをCPUコアが1つしかなかった場合を想定したテストを行います。これは、コンピュータがシングルスレッドのタスクで、どのようなパフォーマンスを発揮するか確認するための指針となります。また、マルチプロセッサでの倍率が計算され、シングルコアとマルチコアでのどれくらいスピードアップするか調べることができます。さらに、リファレンスマッチでは、グラフィックカードの描画が参照画像をどれくらい一致しているかを表示してくれます。
ファイルメニュー - –選択されたすべてのテストを実行
もし、前述のベンチマークの詳細が有効な場合、各テストの横にチェックボックスが現れます。このコマンドは、チェックスされたすべてのテストを1回に実行します。古いコンピュータでこのコマンドを実行する場合は注意してください。もし、グラフィックカードのテストで失敗すると、その手順が中断されます。また、シングルコアとマルチコアのレンダリングテストは、遅いコンピュータだとかなり時間がかかります。
ファイルメニュー - – 一般設定
ここで、MAXON CINEBENCHのインタフェースの言語を変更できます。また、マニュアルでレンダリングスレッドを最大256スレッドに変更できます。あなたのマシンがそんなに多くのコアを持っていなくても可能です。この機能が必要となるのは稀ですが、非常に詳細なベンチマークを調べたい場合に有効です。
コマンドライン・オプション
MAXON CINEBENCHは、コマンドライン・オプションで起動することもできます。どのように起動させるかは、お使いのOSのマニュアルで、コマンドラインでアプリケーションを起動する方法を参照してください。アプリケーションの名前の後に、下記のオプションの一つを入力できます。それによりMAXON CINEBENCHが起動され、特定のテストを実行し、終了後に結果をコマンドライン・コンソールに表示します。その結果は、ファイルには保存されません。
以下のオプションが用意されています。:
"-cb_cpu1" – シングルコアテストの工程のみ実行
"-cb_cpux" – マルチコアテストの工程のみ実行
"-cb_opengl" – OpenGLテストの工程のみ実行
"-cb_all" -すべてのテストを順に実行
© Copyright 2013, MAXON Computer GmbH
macfan